恣意的なある断片からみた世界

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SIer営業が就活の時に考えていたこと ~労働者の視点から~

 

労働者という視点から、新卒という価値ある切符をどう使ったらよいのだろうか。

 

少し前の話になるが、当時考えていたことを一度ここで整理しておこうと思う。

(理由は、最近採用活動の社員交流会に呼ばれることが多いから)

 

大きく以下四点で考えていた。

 

順に述べていきたい。

 

①人材価値の増大の観点←これたくさん書いたから読み飛ばしてもOK

 この観点では、10年その仕事を全うしたときに、

 人材価値は上がるのか、という視点である。

この観点は大きく二つに分類できる。

 (1)スキルが蓄積するタイプの職か

    これは、単純に10年間の経験が仕事のレベルに

    大きな影響を与えるかという視点である。

    これは決して当たり前の話ではない。

    例えば、経営コンサルタントの職業。

    高度な能力が必要とされる職の一つである。

    コンサルティング対象企業が抱える課題に同一なものはなく、

    あらゆるデータと仮説思考を頼りに、企業経営にアドバイスをしていく。

    しかしながら、高度な能力が必要とされるが故に、

    もともとの個人の能力に大きく依存する職であると考える。

    10年目の中堅コンサルタントが、新卒1年目のハーバード大学主席卒業の

    ようなスーパーハイスペック人材に負ける可能性があると私は就活の時に

    考えていた。

    これは極端な例であるが、むしろ多くの職が、

    高度な能力を持った素人にすぐに追い抜かれる可能性がある。

 

    このような事態はなかなかプライド的にきついので、知識と経験の蓄積が

    仕事のレベルに影響を与えるような職が良いと考えていた。

 

 

  (2)10年後、職はまだ存在するのか

     これは、10年後にその職はまだ人間が就いているのか

     という視点である。

     情報技術の進歩により、様々な職が今後淘汰されていくと

     言われている。

     たとえ、ある職の中で一流となっても、そもそも職がなくなってしまう

     リスクがある。

     未来になくなるだろうと考えていたのは、

     大学生に大人気の商社と金融業界である。

   ・商社

      商社はいまだになぜまだ繁栄しているか分からないが、

      将来衰退すると考えていた。

      理由は、インターネットにより、価値に関する情報の非対称性が

      失われたから。

 

   ・金融

      AIと最も相性の良いのが金融だ。

      正確性と速さが何より生産性をあげるからである。

      金融業界は今後も続く。ただし、必要な労働者の数は必ず減る。

 

 

②精神を病んで社会生活を営めなくなるリスクの回避

 そのままの意味である。話題の電通さんや、某コンサル会社、外銀等の

 過酷な労働環境は少し調べれば分かるので避けるようにした。

 

 

③社会的信用の観点

 定職に就いているというのは、この時代のこの社会においては大きな意味を

 持つらしい。

 中でも一部上場企業に正社員として勤めていると、絶大である。

 結婚する時も向こうの両親から文句を言われることはない。

 これはものすごいことで、新卒の切符があるのであれば、コスパよすぎる。

 結婚するまでは一部上場企業にいたほうがいいと考えていた。

 

 

④勤務地の観点

 勤務地は絶対に東京が良かった。 

 下記三つの理由により、海外転勤が限りなく少なく、

 東京圏もしくは地方都市で働くことが出来る企業を選択した。

 (BtoBの企業であれば、だいたい都市にしかない気がします)

 

 理由

 (1)世界一の都市だから。

    GDP、人口、交通の便、食、どれをとっても東京を超える都市はない

 

 (2)人間関係が東京にしかないから。

    関東圏でしか生きたことがないから、東京に最も多くの友人関係がある。 

    人生を豊かにするために友人と食事することは必須である。

 

 (3)日本語圏だから。

    当たり前であるが、日本語圏であることは非常に大きい。

    海外に出れば、その国の制度を外国語で一から調べなければならなくなる。

    このコストは計り知れない。

    我が国の制度であれば、ファイナンシャルプランナーの勉強でかなり

    頭に入っているし、不明点は日本語で理解することが出来る。

 

 

☆それで結局のところ

 ITの法人相手のコンサルティング営業ができる会社を中心に受け、就職しましたとさ

 

以上